2022年09月15日

【第27回 来る福招き猫まつりin瀬戸】当館 催し物のお知らせ

年に一度、街中の人やモノが招き猫でいっぱいになるおまつりの季節がやってきました。9月24日(土)・25日(日)に「第27回来る福招き猫まつりin瀬戸」が開催されます。

 

● 9月29日(くるふく)は「来る福招き猫まつり」の日

日頃手を挙げて福を招き続けている招き猫に感謝する日として、日本招猫倶楽部が平成7年に制定しました。瀬戸市は明治30年代に日本で最初に磁器による招き猫の量産を始め、100年余りに及ぶ招き猫の歴史がある町であり、平成8年からこのおまつりが始まりました。

「招き猫ミュージアム」では魅力あふれる様々な企画をご用意して、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

招き猫ミュージアム

1.スペース29

おにんぎょ屋葉個展「猫は天下の回りもの」

おにんぎょ屋 葉 個展
「猫は天下の回りもの」

開催期間 : 9月24日(土)~10月10日(月・祝)

※ 作品が無くなり次第終了

※ 入場無料

可愛い猫、ちょっと怖い猫、不思議な猫、猫、猫、猫、ビスクフェイスの猫のおにんぎょうたちがお待ちしています。

2.アートホール

もりわじん 特別展

開催期間 : 9月24日(土)~10月10日(月・祝)

※ 入場無料

3.日本招猫倶楽部 2022年 限定復刻招き猫 販売

『古瀬戸小判持ち猫(貯金箱)』

(高さ14.5cm×横7cm×奥行7cm) 2,900円(税別)

愛知県の量産型招き猫には、小判を抱えた二頭身の「常滑系」と、細身で小判を持たない「古瀬戸系」の二系列がある。「常滑系」は郷土玩具の「三河系土人形」、「古瀬戸系」のモデルは京都伏見人形の古型がルーツと言われている。

古瀬戸小判持ち猫(貯金箱)

今回復刻された「古瀬戸小判持ち猫」は、顔や細身のスタイル、前垂れなどは典型的な「古瀬戸系」でありながら、「常滑系」のように小判を抱えている折衷版で、他に類を見ない異色作である。威厳のある顔つきなのに、抱えた小判は何やらチープな感じというギャップが面白い。小判を抱え金運をアピールする「常滑系」が台頭したのにあわせて、慌てて作った感がある。小判の金額が「百万両」なので、昭和30年代ごろの品だろうか。時代を感じさせる珍品が、瀬戸の製陶技術で復刻された。

※ 9月23日(金)までご予約受付中です。

ご予約先 : 招き猫ミュージアム 電話0561‐21‐0345