招き猫ミュージアム

催し物

招き猫ミュージアムの歴史

日本中から集められた招き猫コレクションは、
1)歴史 2)寺社もの 3)郷土玩具ミュージアム
4)主要産地別 5)珍品 6)雑貨
などに分類され、日本文化の一面を伝える見ごたえのある展示となっています。

特に郷土玩具の招き猫と地元愛知産の瀬戸、常滑の古作など、ここでしか見られない品もあります。どこを見ても福の気配に満ちた空間といえるでしょう。

招き猫ミュージアム外観

■招き猫の歴史と緑起

今から約150年前、江戸時代末期の江戸浅草に誕生した招き猫。その歴史や御利益、挙げた手の意味などについてわかりやすくご紹介。

■招き猫ゆかりの神社・仏閣紹介

招き猫誕生伝説の残る豪徳寺(東京世田谷)や今戸神社(東京台東)、檀王法林寺(京都三条)、お松大権現(徳島阿南)など、ゆかりの寺社・仏閣パネルと授与品の招き猫を展示。

■全国郷土玩具の招き猫

日本各地に伝わる郷土玩具の招き猫。土人形、張り子、練り物などその土地土地で手に入りやすい材料を使って郷土色豊かに仕上げられています。多くの廃絶品も展示、当館見どころのひとつです。

■三河系古作招き猫

大きな耳、大きな目、正面を向いたどっしりとしたかたち。最初の招き猫・江戸の今戸焼とは全く異なる進化を遂げた三河系の招き猫。他地域には見られない巨大サイズから小品まで、さまざまな古作を集めました。

■産地別招き猫(瀬戸・九谷・常滑)

なめらかな肌で清潔感のある地元・瀬戸の磁器製招き猫、石川県伝統工芸品で豪華絢爛な絵付けの九谷焼、戦後生まれながら広く流通して日本の招き猫のスタンダードとなった常滑焼(愛知)、それぞれの特徴の違いを確かめてください。

■珍品招き猫

ちょっと変わった御利益の招き猫、海外で作られた招き猫、意外な素材の招き猫、ミニチュア招き猫などなど、変わり種コレクションもあります。

■百花繚乱現代の招き猫

招き猫は人の願いや望みを映す鏡、時代によって変化していきます。伝統的な招き猫に対して、最近は「KAWAII」魅力を振りまくものも増えています。